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MIG の VM を一時停止/停止する

MIG の VM を一時停止/停止する機能がpreviewとして提供されたのでドキュメントを眺めてみた。

use case

MIG 内の VM を一時停止または停止することで、計算、作業時間、ピーク時間、予算の制約に応じて必要なときに再開できる。現在の計算結果は永続ディスク上、または一時停止された VM のメモリ上に保持できる。

ユースケースの例

  • 平日はワークロードが多く、週末は落ち着いている。週末は VM を一時停止してコストを削減したい。
  • テスト環境があり、積極的な開発をしていない時は停止したい。

MIG スケールアウトの加速

初期化済みの VM を standby pool として持つ。これは MIG がリサイズ(スケールアウト)したときに起動される。新しい VM を作成し、アプリが初期化されて実行されるのを待つ代わりに、MIG は standby pool から VM を起動または再開する。この場合、VM の初期化は事前に完了しており、負荷が大きくなったクリティカルな瞬間には行われない。

次のシナリオのような初期化に時間がかかるアプリケーションに有効。

  • 最新のコンテンツを永続ディスクにダウンロードする必要があるアプリケーション。
  • 外部ストレージからのダウンロード、ローカルでの計算、またはその両方の組み合わせによって、余分なコンテンツをメモリにキャッシュする必要があるアプリケーション。
  • Kubernetes ノードなど、初期化時に新しいソフトウェアをインストールする必要があるアプリケーション。

Google Cloud 上の UI

実際に Google Cloud 上で設定すると次のような画面になる。

standby pool