Pants でディレクトリ配下の設定を統一する
概要
Pants ではディレクトリ配下の設定を統一できる。ディレクトリ配下の設定を統一することで、設定の変更が楽になる。
詳細
BUILD ファイルに設定を記述することでディレクトリ配下の設定を統一できる。特定のディレクトリはリンターやテストをスキップしたい時一括で設定できる。上位のディレクトリで設定した値は下位のディレクトリで上書きできる。
src/example/BUILD |
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| # タグを付与して、blackをスキップする
__defaults__(all=dict(tags=["example"], skip_black=True))
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src/example/override/BUILD |
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| # `files` と `resources` のターゲットの設定を上書きする
__defaults__({
(files, resources): dict(tags=["example", "overridden"], description="Our assets")
})
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src/example/extend/BUILD |
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| # extend=True の場合、任意のターゲットに対して、デフォルトを置き換えるのではなく、追加で付与する。
__defaults__(extend=True, all=dict(description="Add default description to the defaults."))
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src/example/nodefaults/BUILD |
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| # 変更されたデフォルトをリセットするには、空のdictで上書きすればよい
__defaults__(all={})
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参考