質問テンプレートを作って解決までの時間を短縮する¶
はじめに¶
タスクを進める上で、一人で解決することが難しい問題にあたることがある。そのような場合、チームメンバーに聞くことで解決することがある。質問の仕方によっては、コンテキストを共有するのが難しく、コミュニケーションのラリーが増えて解決までの時間が長くなる。チームメンバーに聞く際に、質問テンプレートを用意しておくことでコンテキストを共有しやすくなり解決までの時間を短縮できる。
GitHub で issue template を作ることができ、これを使って OSS をマネジメントしているのを見たことがある。これを参考に、slack で質問テンプレートを作ってみた。
質問テンプレート¶
slack にはworkflow builder
という機能があり、これを使うことで質問テンプレートを作ることができる。 質問テンプレートをフォームとして作成し、各項目を入力することで質問を投稿できる。
次のような項目を埋めるようにして、サポート側が質問を受け取った際にコンテキストを共有しやすくした。
- 何について相談したいかの概要
- 何をしてそうなったか
- エラー文や実行結果
- 再現する手順や環境についての情報
- 期待していた結果
- 何を試したか
- 何が怪しいと思っているか
- ChatGPT に聞いた時の結果